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5.3(火)-5(木) 阿賀野川のほとりで宴会 [仲良くごはん]

5月の連休は新潟に出かけるのが恒例になっている。映画『阿賀に生きる』の上映会と、映画に登場した人たちをはじめ、阿賀野川中流域の新潟水俣病の患者さんたちの追悼集会と夜の大宴会への参加するため。
夜行バスに乗って新潟駅に着いたら、いつもどおり立ち食いそばで朝ごはん。ここのおそば、おすすめ。
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珈琲飲んだり、バスのチケットを買ったりの用事を済ませて、お昼前には4月にも来た柳水園。

お風呂に入るのはあとにして、キミイさんに会いに出かける。無理を言って、またKさんに車を出してもらう。
途中、安田町の名物「かねさや」さんでラーメンと餃子を食べる。キミイさんも餃子が好きだったなぁ。一緒に食べられたらいいのに、、、ね。
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ケアホームに着いて、キミイさんのところに走って行って「キミイさーん!来たよー!」と声をかけたら、いつものように「来たの〜!?」「でも今日、ともえちゃん来ると思ってたんだぁー」と元気に嬉しそうに迎えてくれる。ロビーでみんなでいろいろしゃべる。でも、予定の都合ですぐに帰らなければならなくなってしまった。「また会いにくるから元気でね」とさようなら。

夕刻、患者の会代表を務めてこられたGさんのお墓へ、追悼集会前日入りしていた人たちと一緒にお参りに連れていってもらった。緑に囲まれた静かなお墓で旗野さんの、Gさんの思い出話を聞く。
夕方、宿に戻り、前夜祭。数年ぶりにお会いしたぞうさんから、被災地の様子を聞かせてもらう。原発の話もたくさんした。一人で考えてもどうしようもなくて落ち着かないから、こういうふうに語り合える仲間がいてよかった、と思った。これまた久しぶりに再会したWAKKUNには、白川静さんの文字の研究のことを聞かせてもらったり、WAKKUNの絵も紹介されている中学の美術の教科書を見せてもらったりした。なんかすんご〜く良い時間だった。

二次会でKさんが患者さんの作った干し大根でつくった煮物を出してくださった。かなり好きな味だった。右もおすすめされた最後の一口のかやくごはん。こんなおかずとごはんを作れるようになりたい。
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翌日、安田町公民館で『阿賀に生きる』上映会の準備。
私は直子さんの本の売り子をするのだ。手書きのポップも作って直子さんの本の良さを伝えようとがんばる。
隣でWAKKUNが自分の絵本や佐藤真さんの本の、味のあるすばらしいポップをつくってくれて大感謝!
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映画上映。登場する人たちの言葉が沁みた・・・。

売り子の合間に新潟の「惣菜ダイニング雉や」さん出張のお弁当コーナーへ。どれもこれもおいしそうで、トレイいっぱいに詰めていただく。
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会場でも久々に会う人たちと言葉を交わす。参治さんも元気そうで嬉しい。
隣でお店を出していた山崎さんの漆で仕上げた木の器が気になっていたら、旗野父上もやってきた。で、お揃いのぐいのみを買おう!ということに。いちばん奥の花が開いているようなのにした。
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休憩時間に、旗野父上がアピールをする時間をくれたので、また一人、直子さんの本を買って行ってくださる人がいてうれしい。

会場の周りは毎年、八重桜が満開。
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柳水園に移動して、お風呂に入って、大宴会。昨年仲良くなったSさんと隣同士でビールを呑む。館長もいつもの自家製ミミガーの薫製やレバーの薫製をふるまってくださり、幸せな夜が更けてゆく。。。

私は早速、山崎さんのぐいのみを取り出して、片っ端から日本酒を呑んだ。これで呑んだらすごくおいしかった。すーっとお酒が体に入っていく感じ。そのことを皆さんに伝えたら、欲しいという人続出で、山崎さん急遽開店。こんな営業活動が自分の商売になったらいいんじゃないかと思った。
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明日は朝いちばんの電車で新潟駅に向い、そこからバスと電車を乗り継いで長野に向かうので、みなさんに早めのお別れをした。

*宣伝。直子さんの新刊です。超おすすめの1冊です。

南木曾の木地屋の物語―ろくろとイタドリ

南木曾の木地屋の物語―ろくろとイタドリ

  • 作者: 松本 直子
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 2011/04
  • メディア: 単行本


*山崎さんの、工房るるの小屋。

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